備後の国ヒルクライムシリーズ2018/RiMフクヤマ ビルクライム
5時から受付開始、6時30分からレーススタートというスケジュールのため、3時に自宅を出発し、国道2号線をのんびりと走って5時前に到着。受付を済ませて、軽くアップをしてから試走しました。アップ用にローラーを持参しましたが、会場にアップ用のローラーが10台くらい並べられていたので、持っていかなくても大丈夫でした(笑)
【試走】
・路面
全面コンクリート舗装。駐車場階をつなぐ斜面の部分は滑り止めの○が刻まれていて、また舗装が荒れているところがあるので、空気圧が高いとタイヤが跳ねます。反面、駐車場階の舗装はツルツルで油断するとタイヤが滑りそうでした。試走のときから前6.0bar/後6.2bar設定で走りましたが、本番でもこの空気圧で走りました。
・コース取り
当たり前ですが、イン側が斜度がきつくアウト側がゆるいのですが、予選で使えるのはセンターラインより内側の部分だけ。またコーナー半径も一律ではなく、駐車場階への入口/出口で変化があります。2回試走しましたが、灘崎クリテで飛びかけて以来、ペダルヒットにビビっていることもあり、いまいち攻めたライン取りはできませんでした。
・ギア
52-36t×12-25tの組み合わせでした。
試走1回目はアウター、2回目はインナーで走りましたが、フロントを変速する余裕はないので、36×21or19でスタートして速度がのった2階あたりでギアを上げるのがギア比的にはいい感じでした。
【予選】
・1走目
6時30分から予選1走目がスタートします。
30秒間隔でのスタートですが、DNSの選手がいた場合はその選手をとばすのではなく、いることにしてのスタートとなるので前走者との間隔が1分となります。なお、後ろは当日ピンチだったあるお方でした。その後ご加減いかがでしょうか?
形としてはタイムアタック形式ですが、出走のサポートはなく、片足をついた状態でのスタートとなるので、クリートキャッチを失敗するといきなりタイムロスですが、予想通り失敗(笑)。イン側ではなく、アウト側を走りますが、なかなかリズムがつかめないままゴール。ギアはスタート時36t×21t、ゴール時はリア19t、タイムは1:02.455でした。
・2走目
1走目から30分弱で2走目スタートです。スタート時、クリートキャッチは成功しました。36t×19tでスタートして3階か4階で18tに上げてそのままゴールまで行きました。駐車場階でのコース取りを考えながら走ったものの、どうにも滑るイメージが強く、駐車場階から出るところでもうひとつ踏み込めまず、タイムは1:01.676
・3走目
これまでの出走がどちらも1分台だったので1分を切りたいと意気込んではいたのですが、脚が続かず、また左のブラケットの固定が緩んで、走行中に少しぐらぐらするような状態になってしまい、おまけにゴール時に計測マットを外れてしまい公式タイムはナシ。動画で測定する限り1分4秒程度だったようです。。3走目タイムなしのため最下位でした(笑)。タイムが取れていたも真ん中よりちょい後だったと思います。
【まとめ】
イメージではスタートから1分前後全力で右コーナリングを続けるわけですが、単に踏み続ければいいわけではなく、コース取りと斜面変化に応じての踏みどころも考えないといけないので、結構テクニックも要求されます(上位陣で2,3人落車もあった模様)。また準決勝、決勝は4人同時出走となるので、予選とは違った様相のレースとなります。ちなみに決勝3位の選手はSPDペダル装備で、ペダルキャッチの速さが目立っていました。
今回初めての開催ということで運営面での問題が見え隠れしていましたが、レース後リザルトをメールで送ってきた際に運営などに関するアンケートも送ってきていたのでしっかりと回答しておきます。
開催場所の関係(10時までに撤収完了)で、早朝からのレースとなるのでその部分は結構しんどいのですが、西日本ではほかにないジャンルのレースですし、運営側の熱意は感じたので、来年以降、もっと魅力の増したレースになるのではと期待しています。
機材
フレーム:ANCHOR RS9
ホイール:MAVIC KSYLIUM PRO SL
タイヤ:VITTORIA CORSA(CL/23C)