冬亭夢裏の閑居宮

世界征服の道、いまだ半ば

Zwiftについて私が知っている二、三の事柄

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雑誌記事になったり、イベントでブース出したりして目にする機会が増えたZwift。日本語公式サイトによれば「体感型オンラインサイクリング」というものだそうですが、要はローラー回してそのデータをもとにオンライン上の仮想(だけではないけど)のコースでみんなで走りましょうというものです。どんなものかとか、何が必要とかはグーグル先生に聞くと教えてもらえるので、ここでは気になったことをいくつか書いておこうかと思います。

・どんなローラーがいいのか
 Zwiftは出力データ(watt)をもとにして仮想コース上のスピードを計算しています。そのため、パワーメーターか、対応している(負荷カーブデータを持っている)ローラーが必要になります。事実上、負荷装置のない3本ローラーだとできないということですね。対応しているローラーの一覧はここで調べられます。対応してなくてもパワーメーターがあれば出力データが取れるのでOKです。最近機種の増えたスマートトレーナー(PC連動で負荷変動ができる高機能ローラー)であれば、仮想コースのアップダウンに応じて負荷が変動するのでよりゲーム性が上がるらしいです(でも高いよ)。

・ANT+受信機
 いわゆるドングル。ちょっと前まではビートクラフト製BC-ANT-USBが安く(3000円くらい)でAMAZONで購入できたのですが、現在品切れ中(12月中に再生産予定とのこと)。公式にはANT+対応をうたってないけれど実は使える、SUUNTOのMovestick miniが4000円くらいだったのですが、これも品切れ。ビートクラフト製品の再生産が待てないなら、パワータップ(7000円くらい)かガーミン(1万円くらい)のものを買うしかないですね。

・パソコン
 マッキントッシュ…もとい、マックはわかりません。
 windowsは7以降。ただし64bit版のみの対応です。公式の要求スペックはここで確認できます。ちなみに僕はCeleron N2930の超小型PCですが、解像度を上げない限りは問題なく使用できています。
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ちなみに、うちの自転車との位置関係はこんな感じ。
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・あるといいもの
 環境音くらいはながれるのですが、まぁ退屈なので僕はyoutubeでpvを連続再生させてヘッドフォンで聞いています。有線のヘッドフォンだと不幸なことになるのでbluetoothのヘッドフォンがあると便利です。
 スマートフォン用のアプリがあり、それを使用するとビューの変更や画面のスナップショットなどもできるので、まぁこれもあれば便利でしょう。



有料化と同時(?)に従来のフリーランに加えてワークアウトモードがベータ版として実装されました。
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スタート画面の上部、RIDE TYPEからSELECT WORKOUTをクリックするworkout選択メニューになります。
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所要時間とタイプで分類されていますが、数週間にわたるものも用意されています。中身を詳細に見てはないのですが、種類はわりと豊富です。このモードだとフリーランに加えて、トレーニングメニューなども表示されるようになります。またメニューごとに光るゲートがでてハァハァしててもわかりやすいですね(笑)。
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 2週間の無料期間に3回ほど乗ってみてワークアウトモードがよさそうだったので、10ドル/月ならまぁいいかと思ったので有料会員に移行しましたが、ローラー漕げるところにPCがあるというのが条件として割としんどいですね。
 STRAVAとの連携や、SNS的な機能もあるので時間を決めて一緒にライドしたり、プロ選手を招いたりとイベント的なこともやっているので、ANT+受信機だけあればできるという人にならおすすめしてもいいかな?